指輪の石目(ルビー)について考える。[西尾市~ルビー]
「今日のなるほど!」
先日、「サファイア ペンダントトップ」で色石の石目の話をしました。
今回、買取させていただいたルビーの指輪に石目の刻印がありましたのでご紹介します。
上記の写真の説明ですが…
1枚目:製品の写真です。
2枚目:「K18」刻印と「R0.27」刻印です。
3枚目:「0.03」刻印です。
こちらは指輪の枠が「K18(18金)」で「ルビー0.27ct」と脇石「ダイヤモンド4個の合計が0.03ct」ということになります。
2枚目の写真にあります「R0.27」の「R」が「ルビー」を表現しています。
今回の商品は中石と脇石の大きさに差がありますので、わかりやすいです。
比較的よくあるのですが、メインの中石を覆うように脇石を置くようなデザインがあります。
そのような場合、似た様な石目の数字が並ぶことがあります。
今までの経験で大体わかるのですが、判断しにくいときは写真を撮って業者さんに確認することもあります。
こういう時に鑑別書等があると楽なんですけどね。
前にも言いましたが、ここまで石目に差があるときには「R」が無い時もあります。
逆にこの「R」があれば作り手もしっかりした所だと思いますし、作り手がしっかりしていれば売り手もある程度しっかりしていると言えます。
また、作り手も中石を「ルビー」とハッキリ表現しています。
深夜のテレビショッピングの製造販売一貫で行っているところは個人的には微妙と感じます。
買取り側から言わせていただくと、売り手はかなりの利益を乗せていますので商品の本質ではなく、セールスに軸足を置いています。
従って、不都合なことはあえて言わないことが多いと私は思っています。
今回の商品は作り手はしっかりしていますが、お客様の購入金額を聞くと商品の割には高いお買い物をしてしまったのかな?と感じます。
ただ、デザインが気に入ったとか、販売員が親切だったという定性的な側面も当然価格に入ってきますので難しいところです。
あまり、販売店の悪口を言うと怒られますので大きな声では言えませんが…
また、ほかの色石の刻印がありましたら、ご紹介しますね。
後日、ルビーの特性についてもお話しできたらいいかなと思っています。
西尾市の方で貴金属やルビーの指輪の処分でお困りの方は、西尾市の開運 令和堂が解決できると思います。