そもそも… アラビアって何? アラブ・アラビア・アラビアンについて考える。 [西尾市~貴金属]
「今日のなるほど!」
タイトルにもありますように、そもそも「アラビア」てどんな意味なんでしょうか?
私のショボイ知識では似たような言葉に「アラブ」・「アラビアン」があります。
どうしても気になったので、深く掘り下げてみますね。
言葉を整理すると…
①「アラブ」:アラブ人,アラブ首長国連邦,アラブの春,…
②「アラビア」:アラビア数字,アラビア半島,サウジアラビア王国,…
③「アラビアン」:アラビアンナイト
が挙げられます。
調べてみたところ…
③の「アラビアン」は【アラビアの~】,【アラブ人の~】,【アラブの~】といった形容詞らしいので、「アラブ」,「アラビア」が理解できれば解決できそうです。
かなり大雑把な理解で問題なさそうです。
次に…
①「アラブ」と②「アラビア」ですが、ここがはっきりしないんですね。
私の知識でも「アラブの春」以外で「アラブ」・「アラビア」が単体で使用されていないような気がしたので、使用している言葉から考えてみようかなと思います。
☆「アラブ人」:主に「アラビア半島」や「西アジア」・「北アフリカ」等の「アラブ諸国」に居住し、「アラビア語」を話し、「アラブ文化」を受容している人々 ということです。
えっ?アフリカの上の方(北側)に住んでいる人もアラブ人だったんですね。
なんとなく、そうではないかと思ってはいましたが、はっきりとは知りませんでした。
ちょっと恥ずかしいです…。
そうすると、「アラブ人」を語るには「アラブ諸国」・「アラビア語」・「アラブ文化」を理解すればよいということになります。
ここから、手を抜きますが、大体 言語と文化は一緒なのでここは割愛します(また、恥をかくことになるかもしれませんが…)。
すると問題は「アラブ諸国」となります。
☆「アラブ諸国」:「アラブ世界」と同じ。
「アラビア語」を話し、「アラブ人」が住む地域。
これで「アラブ諸国」・「アラブ世界」・「アラビア語」・「アラブ人」でまとめることが出来ました。
具体的には、アフリカ大陸の「モーリタニア」から地中海に向かってザザーと「エジプト」を通って「アラビア半島」全部と「イラク」までということになります。
「イラン」は違うらしいです(知らなかったです…)。
「トルコ」も違います。
☆「アラビア半島」:「アジア」と「アフリカ」を繋ぐ場所に位置する西アジア南西部の巨大な半島。
半島としては世界最大。所属国には「アラブ首長国連邦」,「サウジアラビア王国」,「イエメン」,「オマーン」,「カタール」等。
ここに問題がありそうですね!
愛知県の中に愛知半島や愛知町・愛知村といった様な物で(実際には聞いたことがないので存在しないと思います。)、「アラビア半島」,「アラブ首長国連邦」,「サウジアラビア王国」を除けば、意味的には単純化できそうですね。
中途半端ですが、私の見解としては…
①「アラブ」は「アラビア語」を話す「アラビア人」の住む「アラブ諸国」を表現する時に使用する言葉。
②「アラビア」,③「アラビアン」は「アラブ」を形容する言葉ではないかと推測されます。
「アラビア半島」は「アラブ」全体からしたら、ある地域の半島の名前。
ここを基準に考えると混乱しますね。
地名について深く掘り下げても難しくなるので、ここから調べ始めるのは避けろ ということを覚えておけばいいでしょう。
「アラブ首長国連邦」,「サウジアラビア王国」も「アラビア半島」と同様その半島にある 国の名前という程度でいいかもしれませんね。
この3個のワードが強すぎて振り回されている感じがします。
大阪府の大阪市みたいなものでしょうか?
愛知県民には理解しづらいです。
福岡県の福岡市と博多・北九州市も同様にわかりにくいです…(結局 どこが一番 栄えているの???)。
今回、自分なりに掘り下げたところ 簡単ですが、いろいろ自分的には衝撃的なことがわかりました。
例えば…
☆アフリカの北側もアラブだった!
当然、エジプトもアラブ!
アラブ人って2大文明に関わっているなんて、すごいね!
☆イラクはアラブ人だけど、イランはアラブ人ではない。
だから、そりが合わないのか?日本と韓国みたいなものかもしれないですね!(2019年8月現在)。
☆オリジナルのアラビア語写本のアラビアンナイト(千夜一夜物語)には夜は282しかなく、結末も後から付け加えられたものだった!
せめて、700~800くらいないと「千夜」と言ってはいかんでしょ!
さらに、「アラジンと魔法のランプ」・「シンドバットの冒険」・「アリババと40人の盗賊」・「空飛ぶ絨毯」はいずれもオリジナルには存在しない!
これは、よくないでしょ!
☆「メソポタミア文明」で知られているチグリス・ユーフラテス川は下流で合流する!
別々の川ではなかったんですね・・・。ちょっとがっかりです。
☆「サウジアラビア王国」はG20で唯一の王国。
経済のトップ20が民主国家と限らないんですね。
☆「アラビア語」は世界で3番目に多くの国と地域で使用されている言語であり、国連の公用語においては、後から追加された唯一の言語である。
世界は欧米だけではないということですね。
調べれば調べるほどわからないことばかりです。
本日はここまでです。
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「アラビア数字」について考える。 [安城市~骨董品]
「今日のなるほど!」
「アラビア数字」って言われても なんだかピンときませんよね・・・
それに、「アラビア」があるなら 他にもあるの? という疑問がわいてきますよね。
調べてみたところ、インド発祥(正確にはインド数字を起源に持つ)の「0,1,2,3,4,5,6,7,8,9」の10種類の数字ということらしいです。
あれ?インドとアラビアって同じなの?と思った方 鋭いですね!
日本人から(自分だけかもしれませんが・・・)見たら、インド人もアラブ人もそんなに違わず 地域もあんまり変わらないんじゃないかな?と漠然と思っていましたが、全然 違うらしいですよ。
そう言えば そもそも、文明が違いますよね。
そうです!インドは あの「インダス文明」(インダス川流域の文明)ですし、アラブは あの「メソポタミア文明」(チグリス・ユーフラテス川流域の文明)ですからね。
中学で習ったような気がしますが、はっきりしません。
では、なぜ インド発祥なのに「アラビア数字」と言われるのかというと、単純にヨーロッパ人がアラブの方から伝わった数字だから「アラビア数字」と命名されただけ ということらしいです。
昔から欧米人が中心なんですね。
日本では一般には「算用数字」と呼ばれています。
つまり、計算で使用する数字ということです。
パソコンや電卓で使用する数字だと思って問題ないでしょうね。
次に「アラビア」があるなら 他にもあるの? という疑問ですが、これも調べたところ、いくつか出てきました。
ローマ数字と漢数字は普段目にする機会があると思いますので、確認しておきましょう。
①ローマ数字「Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,Ⅳ,Ⅴ,Ⅵ,Ⅶ,Ⅷ,Ⅸ,Ⅹ」(「1,2,3,4,5,6,7,8,9,10」に対応する)は古い時計の文字盤に使用されているイメージがあります。
他には「ドラクエⅢ」とか「エリザベスⅡ世」といった順番を表すことが多い感じがします。
②漢数字「零,一,二,三,四,五,六,七,八,九,十」(「0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10」に対応する)は中国を発祥とする漢字文化圏で使用されていると思います。
現行のお金にはこの漢数字が使用されていますね。
ローマ数字と漢数字以外にもその地域の文化や言語に密接に関係した数字はたくさんありますが、ここでの説明は割愛します。
マヤ数字:マヤ文明で使用された20進法の数字
ヘブライ数字:ヘブライ文字を使用した数字でユダヤの暦(こよみ)や聖書の中で使用されるらしいです。
タイ数字:主にタイ語を使用した数字。タイの切手にはタイ数字で額面が印刷されているものがあります。
…
世界各地で様々な文化・言語をベースとした数字がありましたが、やはり「アラビア数字」の最大の特徴は紀元5世紀頃の「0」の発見が一番です。
これにより位取りが容易になったことで、計算に使用できることから現代の「一般的な数字」=「アラビア数字」となったと言えるでしょうね。
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