2019/09/11
02-05_33:菊穴ナシ50円ニッケル貨 1958年[昭和33年] 特年[安城市~古銭]
「今日の一品!」
商品説明
02-05_33:菊穴ナシ50円ニッケル貨 1958年[昭和33年] 特年
表図案:菊花
裏図案:分銅
発行:昭和33年(1958年)
廃止:廃止されていませんので、現在も50円として使用できるそうです。
寸法:直径25ミリ
品位:ニッケル1000
量目:5.50グラム
発行枚数:1800万枚
こちらの「菊穴ナシ50円」はニッケル100%なので、磁石に反応します。
次の年から発行された「菊穴アリ50円」も同様にニッケル100%です。
日本の現行貨幣で磁石に反応するのはこの2種類だけだと思います。
磁石に反応するということはお賽銭箱(さいせんばこ)に紐をつけた磁石を入れて抜き取れたということですね。
また、ニッケル100%ですから、保存状態が悪いと緑錆(りょくしょう)がついているものがあります。
その部分を磨いても錆が付いていた部分は腐食跡が残ります。
実際に見てみると、これだけのニッケルが化学反応によって錆になったんだな…というのがよくわかります。
現行の硬貨で白っぽいものは大体「白銅貨」であり、「銅」と「ニッケル」の合金です。
合金にすることで「特殊鋼」や「薬莢(やっきょう)」などの戦略物資に該当する金属ですので、平事(平和な時)の際には硬貨として流通させ 有事(戦争などの特別な時)の際には、回収して別素材の硬貨や紙幣に代替え出来るようにしていたという話もあります。
まだまだ、話は尽きませんが 今日はここまでにします。
安城市の方で古銭や古札でお困りの方は、西尾市の開運 令和堂までお願いします。